緊急特集 Special Reports

「スター・ウォーズ」の逆襲 !

"STAR WARS" Strikes Back !

「スター・ウォーズ/エピソード1:ファントム・メナス」

"Star Wars - Episode 1 : The Phantom Menace"

(1999/07/18)


7月10日より、ついに日本でも公開となった「スター・ウォーズ/エピソード1:ファントム・メナス」。第1作の日本公開から21年を数え、ついに上陸したこのシリーズ最新作が、今年の映画界最大の話題作であることは言うまでもありません。さまざまな映画メディアでさんざん取り上げられ尽くした観もあるこの作品ですが、「DAY FOR NIGHT」ではさまざまな方々のご協力をいただき、独自な視点から「プレミア」にも「キネ旬」にもできないスペシャル・レポートをお届けします。

(まだ映画を見ていない人も安心して読めるようになってます!)

 

 

CONTENTS

 

Every saga has a beginning...

旧「三部作」世代からのメッセージ

From the Generation of the Good Old "STAR WARS" Trilogy

 

Every generation has a legend...

新世代からのコメント

From the Younger Generation

 

Every journey has a first step...

北米での反応

The Reaction of "Epiode 1" in North America

 

A long time ago in a galaxy far, far away...

鑑賞の手引き

The Guides to "STAR WARS SAGA"

 

May the force be with you...

撮影現場からの証言

From the Witness of Filming "Episode 1"

 

The Phantom Menace

映画館主・Fはこう見た

F's Review of "Epiode 1"

 

 

(C)1999 Amjin, Jin Kobayashi, Ichijiku, Morishi, Kurisu,

Daniel Garber, Easy-Go!, Mao, Yoshimichi Iwata

and FUMA'S WORKSHOP

無断転載を禁ず

 

(今回、本特集を組むにあたっては、「エピソード1」未見の方もご覧になることを前提に、細心の注意を払って構成にあたりました。ここに収録された記事の分をわきまえた内容は、執筆にあたったみなさまの見識の賜物です。この場を借りてお礼を申し上げます。)

 


Every saga has a beginning...

旧「三部作」世代からのメッセージ

From the Generation of the Good Old "STAR WARS" Trilogy

今から20年以上も前になる「スター・ウォーズ」初公開。日本の映画ファンの大多数を成す若い世代の人たちは、まだ物心ついたかつかない頃の時代のことでした。ここでは旧「三部作」をリアルタイムで見ることができた方々の代表として、SF・ホラー畑に造詣が深い映画ファンのあむじん氏に、旧「三部作」魅力の秘密を簡潔に総括していただき、「あきる野映画祭」でプロデューサーを務められ自らも映画作家として新作準備中の小林 仁氏に東京における「エピソード1」試写会のもようをレポートしていただきました。


 

 万人を魅了してやまない壮大な世界観を提示した旧三部作

 The Magnificent World of the First "STAR WARS" Trilogy

 あむじん

 by Amjin

 

 「スター・ウォーズ」(以後SW)エピソード4が日本公開されたのは1978年の夏である。それまでにもヒットしたSF映画は数多くあったが「スター・ウォーズ」の様な熱狂的な受け入れられ方はしなかった。それは「むかしむかし遥か宇宙の彼方で...」の文字で始まる事からもわかる壮大なSFファンタジー、かつ誰も見た事もない世界とそこの不思議な住人やキャラクタの魅力、そして勧善懲悪の単純明快さと徹底したエンターテイメント性にあると思う。

 また、広大な宇宙空間で繰り広げられるスピード観あふれる戦闘シーンがこの映画一番の見せどころだ。これはSWのために設立されたジョン・ダイクストラ率いるSFX工房ILM(インダストリアル・ライト・アンド・マジック)の世界初のコンピュータによるモーション・コントロールカメラ技術のおかげでもある。

 こう見ると、SWが他のSFと違ってエポック・メイキングな作品であるゆえんは、ソフト面でファンタジーな世界を描き、ハード面の最新SFXが、それを単なる絵空事ではない非常にリアルで迫力に満ちた映像で見せつけてくれるからに他ならない。

 その後「帝国の逆襲」5「ジェダイの復讐」6と続いたが各々が違った世界を描き、SWの壮大さに益々魅了された。最新作「エピソード1/ファントム・メナス」は、エピソード4から約30年程前の話だが,また新たな世界観と斬新なキャラクタが一杯なので老若男女問わずこの作品に酔いしれること間違いなしでしょう!

 私もです。はい (^^;;

 


 

「スター・ウォーズ/エピソード1」スーパープレミア・ミニドキュメント

 Report of "Episode 1" Premiere Show in Tokyo

 小林 仁

 by Jin Kobayashi

 1999年6月13日(日)ついに日本の一般人に「スター・ウォーズ/エピソード1」を見る機会が与えられたのだ。すでに、一部マスコミ試写は行われていたが、一般向け試写はこれが初めてなのでそのチケットはまさにプラチナチケットとなっていた。私も周りの人間たちに試写に行くことを自慢しまくっていた。

 そして、当日。試写は朝の部、昼の部、夜の部と3回行われた。私たちのチケットは昼の部だ。夜の部なら芸能人がたくさん来るので、そっちの方が良かったな。などと、馬鹿な話をしながら友人3人と有楽町の駅を降り立った。開映の5時間前というに、もう長蛇の列。もっと早く来るんだった。と思っても後の祭り。だいたい、その時点で夜の部の人たちの列がすでに出来ているのだから我々は、のんびりしていたのである。でも、バカデカイ東京国際フォーラムのAホールなので、まだまだいい席に座れるぞ。と思いつつ列に並んだ。周りではダフ屋が「余ってるチケット買うよ」と声を枯らしていた。どうやら彼らは、試写チケットを一枚(ペア券)1万円で買い取っている様子だった。それを2万円で売っているらしい。う〜ん。さすが「スター・ウォーズ」と感心した。(そんなことで感心しなさんな)

 開場2時間前にチケットを指定席券と交換し、列から解放された。さあ、いよいよ開場。ワクワクしながらホールの中に入って席をさがす。すると、な、な、なんと、あの巨大ホールの後ろから数えて数列目ではないか。愕然とした。はるか遠くにあるスクリーンは20畳の部屋の端から14インチのテレビに写るシネスコ画面を見るような感じである。ま、遅く来たのが悪いんだからしょうがないけど・・・でも、どう考えても列で我々より前にいた人数と、ホールで我々より前に座っている人の人数が合わない。そうだ、前の方の多くは特別招待者なのだ。つまり、マスコミや芸能人である。ま、しょうがないか。我々より後ろの列に並んでいた多くの人々は、さらに見にくいであろう二階席にいるのだから。

 ホールの壁には、ドルビーデジタルの看板が、どーだ!! とばかり目立っている。(ちゃんとライトアップまでしている)さらにあたりを見渡すと、特設のスピーカーが、デン、デン、デンとたくさん配置されている。さすが、ルーカスが音についてかなりこだわっているのがわかる。(試写といえども、6.1Chのドルビーデジタルでないと許可しなかったのだろう) ちなみに、この試写のための音響設置に 3000万円かかったとのこと。

 そして、場内が暗くなって、数本の映画の予告も終わり、スクリーンには、あの懐かしい「むかし、むかし、遙か銀河系の彼方・・・」の文字が流れ始めた。ああ、スター・ウォーズだ。と思わず感動した。そして、あのテーマ曲がドルビーデジタル6.1Chの音響で流れ始めた。この音響は、今までのフロント左、右、センター、リア左、右、プラスサブウーハーという5.1Chに対し、フロントはそのままで、リアを1本(モノラル)にし、そのかわりに会場の両サイドにスピーカー(ステレオ)を配置した6.1Chである。つまり今までの音響システムより左右の広がりが抜群にいいのである。今回、この音響は「スター・ウォーズ」上映館すべてに設置される。(この音響システムにしないと上映許可が出ないらしい) とにかく、この音響を聞くだけでも価値はある。

 そして、いよいよ本編となるのだが、私のレポートはここまでにしておく。作品の中身については、後日機会があったらと言うことで・・・。

 


 

 Every generation has a legend... 新世代からのコメント

 

 Every journey has a first step... 北米での反応

 

 A long time ago in a galaxy far, far away... 鑑賞の手引き

 

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 The Phantom Menace 映画館主・Fはこう見た

 

 

 

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